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懐かしさ=過去の日常+長い空白 京大教授ら調査   

京都新聞 1月14日(金)14時59分配信

 「懐かしさ」は、学校生活のような過去の頻繁な経験と、その後の長い空白期間によって引き起こされることを、京都大教育学研究科の楠見孝教授(認知心理 学)たちのグループが、アンケート調査の分析から明らかにした。「懐かしさ」を呼び起こす広告には、カレーや茶などの飲食物を中心に商品の購買欲を高める 効果があることも示されたという。
 近年、「懐かしさ」をテーマにした商品や映画が注目を集める一方で、何によって「懐かしさ」が引き起こされるのかを分析した研究はほとんどなかったため、大学生や市民約1200人のアンケート調査を基に要因を探った。
 「懐かしさ」を感じる風景や出来事についての自由記述に出てくる単語の傾向を調べた結果、「学校」「実家」「田舎」「過去のヒット曲」など過去の日常に関する言葉が多く、「昔」「久しぶり」「再会」などの語句とともに使われることも分かった。
 昔を懐かしむ傾向は年を取るにつれて高まり、40~50代でピークに達し、女性より男性にその傾向が強いことも明らかになった。広告で「懐かしさ」が効果的な商品としては、茶やレトルトカレーを挙げる回答が多く、シャンプーなどは少数だった。
 楠見教授は「インターネットで過去を追体験しやすくなった現代では、昔に比べて懐かしさを感じることが難しくなっている」と話している。

最終更新:1月14日(金)14時59分

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競馬ファンド、ずさんな資金管理 証取委が行政処分勧告
2010年5月21日23時

 監視委によると、ファンド出資者から集めた資金を金融機関からの借入金返済や会社経費に回すなど、もともとの目的と異なる使い方を続けていたという。約
350人の出資者から合計で約5500万円の資金を集めていた。出資者への配当はほぼ支払われていたという。

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工学研究科・医学研究科 「安寧の都市ユニット」 開所式を挙行しました。(2010年4月2日)

 工学研究科および医学研究科は、ここ3~4年のあいだ共同で開設準備を進めてきた「安寧の都市ユニット」を、平成22年度特別経費(プロジェクト分)概算要求「特別教育研究経費(教育改革)」-高度な専門職業人の養成や専門教育機能の充実-の採択を受け、4月1日付けで設置しました。これを記念して、4月2日、谷口栄一 ユニット長、小森悟 工学研究科長、光山正雄 医学研究科長をはじめ、関係者の列席のもと、医学研究科 人間健康科学系専攻玄関前にて安寧の都市ユニット開所式を挙行しました。

 開所式冒頭、谷口ユニット長が壇上に立ち、ユニット設置までの関係者のご努力・ご支援への感謝の意、ユニット開設の趣旨およびユニット運営にあたっての決意を述べました。続いて、小森工学研究科長、光山医学研究科長がそれぞれ祝辞を述べました。引き続き、ユニット長および両研究科長の3名によるテープカット、記念撮影を行い、会場は大きな拍手に包まれました。連日の雨がやんだ雲間から春の日射しと桜舞い、開所を迎えた喜びと希望に溢れた温かい雰囲気のなか、恙なく終了しました。

安寧の都市ユニットとは
 安寧の都市ユニットは、健康医学と都市系工学を融合した学問領域「健康人間都市科学(仮)」の創生を目指しています。都市においては、人口減少や少子高齢化、あるいはストレスの増大、人間性の喪失、環境の悪化や自然災害による脅威などにより、様々な問題が発生しています。このような現代的都市問題に対する「安寧の都市」のコンセプトは、自立と主体的意思に基づく「人の安寧」、自然・人為災害のリスクマネジメント、都市アメニティ(交通、景観)、医療と健康都市の確立に基づく「社会の安寧」、豊かな環境の創造と循環型社会の形成に基づく「環境の安寧」の実現です。医学・生理学的アプローチと工学的アプローチを融合させた新しい観点から考えなおし、人々が生き生きと暮らせる、理想的な安寧の都市を構想、政策企画・提言、実施できる力を持ったリーダー「安寧の都市クリエーター」を育成することを目的としています。

 そのための教育は、社会人教育を中心として、徹底したフィールド重視の問題発見型「臨地教育」(フィールドワーク)と、創造型「デザイン教育」(地域プロジェクト提案)が特徴です。このため、地方自治体、病院、保健所、公共交通機関、企業などと連携、共同して、問題の把握、分析、解決策の提案、評価を実施し、将来的には、医学、工学のみならず経済学、社会学、心理学などの人文・社会科学系分野の研究者とも共同した学際的教育・研究の展開を図っていく予定です。

 本ユニットの構成は、地域社会の防災ポテンシャルを向上させ、安心・安全な社会を構築するための自然・人為災害リスクマネジメント、災害時医療体制整備のための支援技術などの教育・研究を行う「クライシスマネジメント部門」と、健康と都市アメニティの創出を目的としたインフラ整備や交通計画・ロジスティクス、健康都市計画、環境・景観計画などの実践的な教育・研究を行う「アーバンアメニティ部門」の2部門からなります。

 具体的な教育カリキュラムは、基礎エッセンスの集中教育、融合研究と実践的な演習、プロジェクト教育により総合的な実践力を習得できるよう、以下のように構成されています。

1. 共通基礎科目:2部門の融合内容(ユニットの共通理念、各部門の入門的内容)
2. 基礎科目・実習科目:各部門の独自性に基づく各専門基礎の講義・演習
3. セミナー科目:各部門が融合する内容の最新トピックスに関するリレー形式講義
4. 共通発展科目:医学・工学が融合して、新たな研究テーマへ発展する可能性の高い内容
5. 実践プロジェクト型科目:実践的プロジェクトを対象とした、提案創造型のデザイン教育、臨地教育

 今後、本ユニットの特定教員6名を新たに迎え、準備期間に引き続いて「安寧の都市ユニット運営協議会」(議長:ユニット長)、公開セミナーの開催等を通じ、医・工両分野から「安寧の都市」という教育・研究テーマにアプローチする理論・方法論に関する理解と融合に向けた議論を深めつつ、10月の開講に向けて、カリキュラムの構築、ホームページの立ち上げ、募集要項・広報資料の作成配布等の準備を進め、本年度履修生(社会人学生20名程度、正規学生(修士)20名程度)の募集を開始する予定です。

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JR貨物社長が会見 沼津・高架化事業

[2010/04/14 18:15]


 沼津駅周辺の鉄道高架 化事業をめぐって、貨物駅の不要論を唱える川勝知事と対立してきたJR貨物の小林正明社長は14日の記者会見で川勝知事と話し合いのスタートに立ったが、 主張に歩み寄りはなかったことを明らかにしました。
 14日の定例記者会見でJR貨物の小林正明社長は先月30日に川勝知事と会談したことについ て「貨物駅不要論については触れず、お互いの立場と事業の状況について確認した」と話しました。
 沼津駅周辺の高架化事業では貨物駅の移転をめ ぐって、住民の反対運動が起きていますが、知事は打開策として取り扱い量が少ない貨物駅そのものが不要という意見を述べJR貨物と対立してきました。
  知事は、12日の記者会見で「地域の利害を考えるスタンスを共有できた」と話していますが具体的な方策はなく、話し合いは長期化しそうです。

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"事業者国土交通省   見出し「建設上 の工夫必要」/鉄道整備PPP調査委員会   掲載 2010年4月15日  本社配信     本文 国土交通省は14日、 第2回鉄道整備におけるPPPによる民間資金の活用方策に関する調査委 員会(福田隆之座長)の議事概要を公表した。同会議は3月24日に非公開で開催されていたもの。
 整備新幹線、LRT(次世代型路面電車システ ム)事業へのPPP導入の可能性と課題、民間資金導入に際しての問題点などについて話し合った。
 この中で、整備新幹線の現行スキームは、JRか らの貸付料や既設新幹線譲渡収入の前倒しなどで民間資金活用が図られており、これ以上の活用には、建設上の工夫による民間資金割合の向上などが必要という 意見が出た。
 このほか「PPPを通じた民間資金の導入には、新しい発想で事業の安定性と収益性を向上させることが必要。鉄道運賃収入の確保に加 え、鉄道に附帯する事業や鉄道整備に伴う外部価値の定量化などにより、民間資金の導入を図る方向を検討すべき」といった声もあった。
 PPPは、 官と民が組んで事業を行う官民協力の形態を指す。国交省成長戦略会議の重点項目にも、PPPによって「民間の知恵と資金の積極的な導入により、効果的な公 共投資を行う」と盛り込まれた。
 今後、港湾・空港・鉄道・道路・下水道でのPPPを展開したい考えでいる。なお前原大臣が言及しているPPPの コンセッション方式は、施設の所有権を移転せず、民間事業者にインフラの事業運営や開発に関する権利を長期間にわたって付与するやり方を指す。  "
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きょうの興:JR化後も活躍、国鉄型「103系」 高度経済成長期を快走 /京都
 ◇逆風でも愚直に

 半世紀近く前に製造が始まり、高度経済成長の足として活躍した国鉄型電車「103系」が今もJR西日本で現役を続けている。新型電車のような華はなく、JR東日本やJR東海の仲間は既にお払い箱に。JR西でも奈良線などを走り、「花形」からはほど遠い。だが、逆風に負けず、愚直に走る103系。昭和の香りを乗せて走るその姿は、まるで「サラリーマンのかがみ」だ。【広瀬登】

 新幹線や新快速が行き来するJR京都駅。在来線ホーム南端の10番線で103系は出発を待っていた。尾灯が小さい顔はどこか気弱そう。黄緑色の車体はかつての山手線を思わせる。運転士が出発のノッチを入れると、野太いモーター音が鳴り、「ゴットン」と動き始める。スピードが高まると、音調が上がり少々息苦しそう。最新型電車とは好対照に、103系は野暮ったく人間くさい。

 天井の扇風機が「昭和レトロ」の空気を醸し出す103系だが、誕生した1963年には最先端だった。東京五輪を翌年に控え、高度経済成長真っ盛り。膨らみ続ける通勤需要を支えた。

 設計は極めて実用的だ。前後左右を潔く切り落とした食パンのようなフォーム。両開き扉は客の乗降をスムーズにし、遅れを防いだ。短い駅間を走っては止まるため、速度より加減速を重視。従来の車両よりギア比を上げたため「自動車のローやセカンドで走っている感じ」(JR西)で、最高速度は100キロ止まり。足は速くないが加速は力強い。

 安定した性能が評価され、国鉄は84年まで計3447両を新製。最大勢力を誇った。オレンジやスカイブルーなどカラフルに塗り分けられた車両は、大阪環状線や山手線、京浜東北線といった「国電」と呼ばれた路線を席巻した。

 転機は国鉄民営化とともに訪れた。「コスト半分、寿命半分」をうたったJR東日本の209系やスピード自慢のJR西の221系など個性的な新車が次々と登場。押し出される形で、103系の“都落ち”が始まった。首都圏の車両は仙台へ。大阪環状線の車両は奈良線などへ移された。

 それでもJR西では446両(09年10月現在)も生き残っている。もちろん昔のままの車体ではない。窓枠やシートを交換、クーラーなどが取り付けられている。

 一般的な電車の寿命が20~30年とされる中で、103系がなぜ現役なのか。JR西は「経営判断に尽きる」とつれない。恐らく新車を導入する余裕がないのだろう。おかげで、本数こそ少ないものの大阪環状線でもまだ103系に乗ることができる。

 交通科学博物館(大阪市)の担当者は「103系はもともと加減速の性能が優れている上、大量製造されたので部品も調達しやすい」と生き残っている理由を別の角度から説明し「置いておいて困る車両ではない」とサラッと話す。だが、ファンにとっては「老兵いまだ去らず」。喜ばしい限りである。
毎日新聞 2010年4月14日 地方版

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著作権料高かった? さくら夙川駅メロディー廃止 

 西宮市のJR神戸線・さくら夙川駅で、列車接近時に流れていた人気男性デュオ「コブクロ」のヒット曲「桜」のメロディー放送が、このほど終了し た。JR西日本は「駅の認知度向上という目的を達成したため」と説明するが、著作権料が高額だったことも終了の理由とみられる。

  さくら夙川駅は2007年3月に開業。JR西によると、桜の名所の夙川公園に近いことから「桜」を接近メロディーに採用した。電車がホームに近づくとオル ゴール調の曲が流れていたが、3月2日からは神戸線のほかの駅と同様、同社のオリジナル曲「さざなみ」が使われている。

 著作権料が高いた め、当初、同社は2年程度で終える方針だったが、09年度は大型観光企画「あいたい兵庫デスティネーションキャンペーン」があったため延長していたとい う。年間数百万円を払っていたとみられる。

(足立 聡)

(2010/04/14 10:48)

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【風を読む】論説副委員長・五十嵐徹 注意要する交通基本法

2010.4.20 07:43

 鳩山政権が交通運輸行政の憲法にと意気込 む、「交通基本法」制定の動きが、新たなバラマキ政策につながりはしないか心配だ。

  先月30日に国土交通省が発表した中間整理によれば、「人口減少・少子高齢化の進展、地球温暖化対策等の諸課題に対応するため」の公共交通機関のあり方を 示すことが、基本法制定の趣旨だとしている。

 具体的には、国民一人一人には自由に移動する権利(移動権)があると規定。移動手段が制限さ れがちな高齢者や障害者にも安全・安心な交通手段を提供し、環境にも優しい交通体系の実現を目指すという。

 高邁(こうまい)な趣旨であ り、バリアフリー化を含め、交通弱者の日常生活の障害を取り除くため、国を挙げて 共助の精神で取り組む環境を整えるという考えにも異論はない。

 気になるのは、「移動権」を「健康で文化的な最低限度の生活」を営むために 必要な憲法の基本的人権のひとつに位置づけていることだ。実現には 国や自治体、国民が一致して取り組む責務をうたっている。

 言い換えれば、離島や中山間地な ど交通過疎地の 住民や自動車の運転などが物理的に困難な人た ちが、民間のサービスを受けられない場合は、公費によって移動手段を確保する義務が生じるということである。

 もちろんあくまでも可能性と しての話で、そうなるかどうかは今後の条文化や制定後の運用にもよる。

 交通基本法は、民主党が野党時代から社民党とともに成立を目指して きたもので、もともと社会福祉的な色彩が濃い政策とされてきた。国交省は辻元清美副大臣が中心となり、来年1月の次期通常国会 に提出を目指して法案化を急いでいる。

 だが、法理念の実現には新たな財源が不可欠だ。民主党が掲げる高速道路の原則無料化政策との矛盾に ついても説明が必要だ。

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無法「撮り鉄」撮られてた 大阪府警、人物特定へ JR関西線侵入 (1/2ページ)

2010.4.20 02:00
このニュースのトピックス事件・トラブ ル
大 阪府柏原市のJR関西線の敷地内に入り込んだ「撮り鉄」とみられる一団(提供写真)

 大阪府柏 原市のJR関西線で今年2月、「撮り鉄」と呼ばれる鉄道ファンが撮影のため線路敷地内 に立ち入り電車のダイヤが大幅に乱れた問題で、違法に敷地内に入り込んでいた数人の人物が撮影されていたことが19日、分かった。産経新聞に匿名で写真が 寄せられた。鉄道営業法違反(鉄道地内立ち入り)容疑で捜査してい る府警にも同じ写真が送付されており、撮影の状況などから“容疑者”の可能性が高いとみて人物の特定を進めている。

 産経新聞社に郵送され てきた写真によると、線路敷地内に入り込んでいたのは4、5人の男性とみられる。うち3人は茶色や青色のジャンパーにジーパン姿で、人の背丈を越えるもの も含め、少なくとも2台の三脚を設置していた。

 同封された手紙や地図によると、写真は、一団から200~300メートル離れた線路敷地外 から撮影。撮影者は、現場を通過しようとした電車が警笛を鳴らしながら徐行したために、電柱にへばりつくようにして撮影準備をしている複数の人物に気が付 いたという。

 敷地内に入り込んだ人物たちは、警笛を鳴らされても動こうとせず、電車はいったん現場付近で停車し最徐行で通過。その後、同 線の運行は一時見合わされ、JRの社員や警察官も駆けつけたため、居合わせたファンの間でも「あいつらが原因ちゃうの?」などと話題になっていたという。手紙では、このトラブルの後、JR東海道線でも同様の問題が起きたことが触れられ「残念を通り越して今後の趣味活動に対する危機感すら感じた」「ふつうの鉄道ファンとして彼らのような行動を許さないという意思表示だけはしておきたい」とも書かれていた。  府警は、撮影された場所や状況が、実況見分などで運転士らに確認した内容とほぼ一致していることなどから、撮影されたグループの特定を進めている。  この問題をめぐってはインターネット上でも、真偽の定かではない「現場写真」や「容疑者情報」が複数紹介されており、府警はこれらの情報も踏まえたうえで捜査をしている。

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視覚障害者の転落防げ 増えるホームの「内方線」 

ホームの内側を示す「内方線」(点字ブロックの左側)=神戸市中央区、阪神元町駅(撮影・内田世紀)

 視覚障害者が駅のホームから線路に転落したり、電車に接触したりする事故の防止に有効とされる「内方(ないほう)線」の敷設が私鉄やJRの各駅で 進んでいる。点字ブロックの横にあり、どちらがホームの内側かを凸型で示す黄色の線で、視覚障害者が白杖(はくじょう)や足裏で判別できる。内方線につい ての法的な義務はないが、障害者支援団体からは「できるだけ多くの駅に早急に整備してほしい」との声が出ている。

 2008 年12月1日、阪急宝塚線三国駅(大阪市淀川区)のホームで、全盲の落語家、笑福亭伯鶴(はっかく)さんが電車に接触し、一時意識不明になった事故が発 生。当時、同駅には内方線がなかった。

 阪急は3月末現在、全85駅のうち梅田、三宮など32駅に内方線を敷設。三国駅は昨年5月、障害者 団体などの要望を受けて整備された。阪神は今年3月末までに、改良工事中の三宮、御影、鳴尾駅を除く42駅に敷設を完了。京阪も3月、全88駅への設置を 終えた。

 一方、神戸電鉄は全46駅のうち6駅、山陽電鉄は全49駅のうち9駅。JR西日本は神戸支社管内79駅のうち須磨海浜公園、さく ら夙川駅など40駅にとどまる。阪急など各社は「バリアフリー化など駅改良工事に合わせて進めていきたい」とする。

 乗客の転落事故防止に は可動式のドアや柵が有効だが、財政難や車両によってドアの位置が異なることなどから、設置は進んでいない。

 視覚障害者を支援するNPO 法人「神戸アイライト協会」理事長で歩行訓練士の森一成さん(56)は「駅のホームは『欄干のない橋』と呼ばれるほど危険な場所。内方線はありがたく、優 先的に整備してほしい。車両によって異なるドアの位置が分かるよう、表示も改善してほしい」と話している。

(長沼隆之)

(2010/04/19 15:45)

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