北大阪急行線:延伸検討委が整備計画案 千里中央駅から北へ2駅 /大阪
1月15日13時1分配信 毎日新聞
◇高齢者や環境に対応するまちへ 「箕面船場駅」「新箕面駅」18年度開業目指す
千里中央駅(豊中市)が終点の北大阪急行線を北に2・5キロ延ばす計画について、箕面市や府、国などでつくる「北大阪急行線延伸検討委」が運行計画や需要予測などをまとめた整備計画案を策定した。2018年度の開業を目指している。
計画を巡っては、89年に国の運輸政策審議会が「05年までに整備に着手することが適当」と答申。その後の04年には、近畿地方交通審議会が「京阪神圏で中長期的に望まれる鉄道ネットワークを構成する新たな路線」と位置付けている。
計画案では、千里中央駅から国道423号(新御堂筋線)沿いに北へ約2・5キロ延伸。千里中央駅から約1・3キロ北に箕面船場駅(仮称)、さらに約1・2キロ北に新箕面駅(同)を新設。終日8分間隔で運行し、初乗り運賃は140~150円を予定している。この場合、新箕面-梅田駅間は450~460円となり、約24分で結ばれる。
1日当たりの乗降客は新箕面駅が約3万9500人、箕面船場駅が約1万2500人と予測。商業施設の増加などによる経済波及効果は約234億円を見込む。
国の補助制度上、整備主体は、地方公共団体が50%以上出資する第三セクターとなっているため、箕面市は出資金の一部を負担する。建設事業費は地質条件や施工方法によって異なるが、420億円と想定した場合、国の補助金94億1000万円(22・4%)▽府と箕面市の補助金・出資金146億5000万円(34・9%)▽鉄道事業者などの出資金・施設使用料179億4000万円(42・7%)--で賄う。
箕面市は既に新箕面駅の予定地である「かやの中央」を整備し、駅前広場用地(約1ヘクタール)を確保。施設整備のための基金も約27億円(昨年12月現在)積み立てている。市北大阪鉄道延伸課は「市にとって鉄道延伸は都市基盤の中で残された最後の課題。延伸によって高齢者や環境に対応するまちづくりを実現したい」と意気込んでいる。【佐藤慶】
1月15日朝刊
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